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アメリカの補習校をオンラインで受けられるって本当?

アメリカの補習校は、現地の学校に通うお子様に、日本のカリキュラムに基づいた教育を提供する学校です。

 

その補習校の授業はオンラインでも受けることができます。

 

この記事では、オンライン補習校の概要、メリット、デメリットを紹介します。

 

「通学とオンライン、どちらが良いでしょうか?」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。


また、アメリカ補習校の授業だけでは不安な方は「アメリカ宿題サポート」をご利用ください。


 

アメリカのオンライン補習校の概要

アメリカのオンライン補習

オンライン補習校は、アメリカ在住の日本人の子供たちが、現地に住みながら日本のカリキュラムに沿った学習を行う機会を提供する学校です。

 

ここでは先生も友達も日本人であり、授業はもちろん日本語で行われます。

 

このシステムは、日本人としてのアイデンティティーを身に付け、帰国後に日本の学校に馴染みやすくなるのに効果的です。

 

ただし、通学式の補習校は基本的に週末の土曜日や日曜日に開講されるため、家族との時間やクラブ活動への参加が制限されるというデメリットがあります。

 

そのような場合は、オンラインで現地の学校に入学・受講することをおすすめします。

 

概要(開講曜日など)

 

学校によって開講曜日や時間は異なりますが、基本的には平日の現地校が終わった後の夕方から夜の時間帯に行われることが一般的です。

 

通学式の補習校は週末丸一日を使って行うケースが多い一方、オンライン補習校は平日に開講されるため、週末がつぶれる心配はありません。

 

勉強のカリキュラム

 

日本人の先生がオンラインで指導し、日本で実際に使われている教科書を使用するシステムが採用されています。

 

教科書は日本の文部科学省から無料で提供されます。

 

授業は基本的に少人数で行われ、カリキュラムは日本の子供たちが通常学ぶ内容に基づいています。

 

主な科目は国語と算数(数学)であり、一部の学校では社会、理科、音楽などの科目も受講することができます。

 

オンライン補習校のメリット

補習校のメリット

通学式との違いを比較しつつ、オンライン補習校のメリットをいくつか紹介します。

 

日本の学校のカリキュラムを学べる

 

補習校の最大の魅力は、「実際に日本の教育を受ける」という点にあります。

 

言語や学習内容だけでなく、授業の進め方も日本式なので、日本へ帰国後、日本の教育にスムーズに馴染むことができます。

 

少人数制

 

通学式に比べ、オンライン補習校は基本的に少人数制であることが多いです。

 

少人数であることにより、先生から手厚くフォローしてもらえ、お子様の状況もしっかりと把握してもらえるという利点があります。

 

また、大人数のクラスよりも質問や発表がしやすいというメリットもあります。

 

週末がつぶれない

 

オンライン補習校は平日の夜に開講されることが一般的なため、週末の時間は自由に使うことができます。

 

ほとんどのオンライン補習校では宿題が出されるため、完全に自由な時間というわけではありませんが、それでも週末のクラブ活動や家族との時間に十分な時間を割くことができます。

 

世界各国の友達ができる

 

オンライン補習校はアメリカだけでなく、世界各地の子どもたちが受講できるため、世界中に友達ができます。

 

普段出会うことのない友達と交流することで、お子様の友人の輪が広がり、さまざまな価値観を学ぶことができます。

 

自宅で受講できるので安心

 

通学式の補習校へ通わせる場合、保護者の方が送り迎えをする必要があります。

 

しかし、オンライン補習校は自宅で受講できるため、通学の必要がありません。

 

そのため、保護者の負担が軽減され、事故などの心配もありません。

 

また、保護者の方が自宅でお子様の授業の様子を見守ることもできるため、安心です。

 

宿題でフォローアップ

 

補習校は通学式でもオンライン式でも、限られた日数や時間で行われるため、全日制の学校に比べてカリキュラムを完全に網羅するのは難しいです。

 

授業中に取り組めなかった内容や復習が必要な部分は、宿題として出されることが一般的です。

 

そのため、平日や休日の時間にも日本の勉強に取り組むことができます。

 

オンライン補習校のデメリット

オンライン補習校

 オンライン補習校には、いくつかのデメリットも存在します。

 

その中でも最も大きなデメリットは、「実際に先生や友達に直接会えない」という点です。

 

行事への参加が難しい

 

通学式の補習校では運動会や七夕イベントなどが開催されますが、オンラインでの実施は難しいです。

 

そのため、オンラインで行えるイベントの種類は限られます。

 

しかし、中には日本への修学旅行へ参加できるプログラムもあるため、学校の概要などで行事計画を確認するのもよいです。

 

通学式の授業よりも消極的に

 

通学式(対面式)の授業では、質問や挙手がしやすい環境です。

 

しかし、オンラインでは発言のタイミングが難しかったり、声を出すのに勇気が必要なお子様もいるかもしれません。

 

そのため、積極性や自主性に影響を及ぼす懸念があります。


集中力が持たない

 

ほとんどのお子様がオンライン補習校の授業を自宅で受けます。

 

自宅は落ち着く環境ではありますが、先生が目の前にいないため緊張感が薄れてしまうことがあります。

 

その結果、授業の内容をしっかり聞けず、理解できなくなる心配もあります。

 

自宅で受講する際には、漫画やスマートフォンなどの誘惑から距離を置くなど、授業に集中できる環境を整える工夫が必要です。

 

まとめ

オンライン補習校にはたくさんのメリットがあります。

 

特に「週末の時間がつぶれない」「世界中に友達ができる」という利点は、お子様にとっても大変喜ばしいものです。

 

しかし、オンライン授業の場合、積極的で自主的な参加が難しい場合や勉強の遅れを心配するケースもあります。

 

「勉強のペースについていけない」「自ら質問ができない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ「アメリカ宿題サポート」をご利用ください。


記事作成者 (Manami Palmini)


藤田

講師経歴

​​

  • 国際基督教大学、大学院にて英語の集中クラスを受けながら、演劇や脚本の研究に携わる

  • 日本の個人塾で3年間英語講師としての経験あり

  • ​ニューヨーク大学(NYU)大学院にて芸術教育学を学び、言語学習における芸術活動の効果について研究

  • ​TESOL(英語教授法)資格あり

過去のサポート歴

  • 現地校、日本人学校に通うお子さんの日常英会話

  • 英検、中学、高校、大学受験対策

  • 駐在の方のためのビジネス英会話

  • お子さんがいる方のためのママ友さんとのスモールトーク、学校関連の会話

  • 研究員として渡米された方のためのプレゼンテーションのお手伝い


 
 
 

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